• UseCase
  • サービス

レジなし店舗での万引きを防止するAIガードマン、クラスメソッドが実証実験

DIGITAL X 編集部
2020年4月28日

レジなし店舗での万引きを防止する「AIガードマン」の有効性を確認するための実証実験を、小売業向けITサービスなどを手がけるクラスメソッドが自社運営店舗で実施している。AIガードマンを提供するNTT東日本とともに2020年3月26日に発表した。

 クラスメソッドは、クラウドサービス「AWS(Amazon Web Services)」関連サービスなどを強みにするインテグレーター。2019年2月に無人店舗を併設するカフェ「Developers.IO CAFÉ」を東京・秋葉原に、2019年11月に北陸新幹線/えちごトキめき鉄道の上越妙高駅前の商業施設「フルサット」に期間限定型の上越店を、それぞれ開設し運営している(写真1)。

写真1:上越妙高駅前にある「Developers.IO CAFÉ」上越店の外観

 いずれの店舗も、カメラ画像から顧客の動きを分析し、購入する商品を特定し、決済までを自動化することで、店舗スタッフの負担を減らしている。今回、上越店においてNTT東日本が提供する万引き防止サービス「AIガードマン」の試験導入し、その有効性を確かめる検証を2020年4月から2020年5月31日までの予定で実施する。

 AIガードマンは、店舗内に設置したAI(人工知能)搭載カメラ(アースアイズ製)によって来店者の不審行動を検知すると、スタッフが持つスマートフォンに検知場所や不審者の画像など送信。連絡を受けたスタッフが不審者に声かけし万引きを防ぐ(図1)。声かけは、クラスメソッド上越オフィスおよびフルサットを運営する北信越地域資源研究所のスタッフが担当する。

図1:「AIガードマン」を使った万引き防止のイメージ

 少子化などの影響から今後、無人店舗や省人化店舗が増えると見込まれている。そこにAIガードマンを組み合わせることで、店舗スタッフの配置などを、より最適化できると期待する。クラスメソッドは、実証実験の結果をみて、店舗への本格導入や他店舗への展開を検討するとしている。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名クラスメソッド
業種サービス
地域新潟県上越市(Developers.IO CAFÉ 上越店)
課題無人化/省人化した店舗での万引を防止したい
解決の仕組みAIを搭載するカメラで不審な行動を検知し、通報を受けたスタッフが声がけする
推進母体/体制クラスメソッド、北信越地域資源研究所、NTT東日本新潟支店
活用しているデータ店内に設定したカメラ画像(AIで不審な行動を検知し場所を特定)など
採用している製品/サービス/技術万引き防止サービス「AIガードマン」(NTT東日本が提供。アースアイズ製)
稼働時期2020年4月1日~2020年5月31日