- UseCase
- 通信
NTTネオメイト、事業開発プロジェクトの推進に向けプロジェクト管理サービスを導入
2020年8月12日
NTTネオメイトは、ビジネスチャットの事業開発におけるプロジェクトを推進するために開発チームにプロジェクト管理のクラウドサービスを導入した。タスクを可視化し、進捗を管理する。ツールを提供したヌーラボが2020年7月21日に発表した。
NTTネオメイトは、NTT西日本と共同開発するビジネスチャット「ELGANA(エルガナ)」の開発において、プロジェクト管理のクラウドサービスを導入し、タスクレベルで進捗を管理した。開発チームにプロダクト開発者のほかに、事業開発担当者が加わったことで、チームの業務範囲が広がると同時に個人のタスクの細分化が進み、タスクの進捗把握に時間がかかるようになっていた。
ツールの導入後は、タスクの進捗は会議形式でチームメンバー全員が課題を見ながら確認する方式にした。ツール上で課題を付箋のように貼り付けて可視化した。プロジェクトマネジャーは、短時間で開発状況を把握でき、現場の担当者は細分化されたタスクを洩れなく管理できるようになったという。
定例会議においても、タスクの進捗に関する書類作成に1日30~60分ほどかけていたが、これが不要になり、生産性も向上したという。進捗管理が効率化できたことで、会議時間も、アイデアの創出などにより多く割けるようになったとしている。
NTTネオメイトが導入したプロジェクト管理ツールは、「Backlog(バックログ)」(ヌーラボ製)。多要素認証や有事の際のバックアップ機能を持つこと、インシデント発生時の対応などがNTTグループのセキュリティチェック項目をクリアしていたこと、サポートのスピードと質を評価したという。
NTTネオメイトは今後、ELGANA以外の開発プロジェクトにもBacklogを適用していく考えだ。
企業/組織名 | NTTネオメイト |
業種 | 通信 |
地域 | 大阪市(本社) |
課題 | 組織を横断したプロジェクトチームメンバーのタスク進捗の確認に要する時間とコストを削減したい |
解決の仕組み | プロジェクトメンバー全員のタスク進捗を可視化するプロジェクト管理ツールを導入し、タスク管理にかかる時間を短縮させる |
推進母体/体制 | NTTネオメイト、NTT西日本、ヌーラボ |
活用しているデータ | プロジェクトチームメンバーのタスク進捗に関する情報 |
採用している製品/サービス/技術 | 「Backlog」(ヌーラボ製) |
稼働時期 | 2020年7月 |