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中部徳州会病院、遠隔診療および遠隔受付のために遠隔操縦ロボットを導入

DIGITAL X 編集部
2020年9月18日

沖縄徳州会中部徳州会病院は、遠隔での診療および受付を可能にするために遠隔操縦ロボットを導入した。コロナ禍において、患者同士の2次感染の防止や病院関係者の安全を確保するのが目的だ。ロボットを提供した東京警備保障が2020年9月9日に発表した。

 沖縄徳州会は沖縄県で5つの病院を運営している。今回、中部徳州会病院において、遠隔診療および遠隔受付を目的に、遠隔操縦ロボットを導入した(写真1)。同病院では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者を受け入れており、2次感染を防止するとともに、医師や看護師の安全を確保するのが目的である。

写真1:アバターロボット(左)と遠隔操縦する様子(右)

 病院内にアバターロボットを設置し遠隔から操作する。遠隔操縦ロボットによる非対面の診療と、対面接触の診療を組み合わせることで対応者の2次感染を抑止する考え。同病院の事務部長は、「遠隔操縦ロボットを用いてリスク対応し、患者、病院スタッフの安全と安心に配慮していきたい」とする。

 遠隔操縦ロボットには「アバター警備&接客ロボット」(東京警備保障製)を採用した。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名沖縄徳州会中部徳州会病院
業種医療・健康
地域沖縄県中頭郡
課題新型コロナウイルスに罹患した患者に対応する医師、看護師、病院関係者の2次感染を抑止したい
解決の仕組み遠隔操縦ロボットによって非接触で患者の診療および受付をする
推進母体/体制沖縄徳州会中部徳州会病院、東京警備保障
活用しているデータ患者の映像や音声
採用している製品/サービス/技術遠隔操縦ロボット(東京警備保障製)
稼働時期2020年9月9日(導入発表日)