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アメリカ国立衛生研究所、在宅勤務におけるコンプライアンス遵守に向け文書ワークフローを管理
2020年9月30日
アメリカ国立衛生研究所(NIH)は、在宅勤務への移行にあたり文書のワークフローを管理する仕組みを導入した。コンプライアンスの遵守が目的だ。システムを提供したカナダ オープンテキストの日本法人が2020年9月16日に発表した。
アメリカ国立衛生研究所(NIH)は、基礎研究から臨床試験へ橋渡しを担う研究に取り組んでいる米国連邦政府の機関。一般的な疾患や希少疾患の原因、治療、対処法を研究している。27の研究所、センター、オフィスなどの拠点を持ち、それぞれが膨大なコンテンツを扱っている。
今回のコロナ禍で、NIH自体が在宅勤務に移行するにおいて、職員らのコラボレーションやコンプライアンスの遵守、効率性を確保するための情報管理の仕組みを導入した。
採用したのは、アメリカ国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)が導入していた仕組みだ。これによりNIHは、(1)文書管理、(2)経営管理、(3)科学的支援プロセスの3点に対応できる環境を整備した。NIAIDが設計・開発した100以上のアプリケーションにもアクセスできる。
利用しているシステムは、文書管理の「OpenText Content Suite」とプロセス管理の「OpenText AppWorks」(いずれもカナダ オープンテキスト製)。これらをすべての拠点で利用可能にした。
システム導入に当たっては、NIHの職員がツールや専門知識を適切かつ確実に利用できるようにするためのトレーニングをオープンテキストが提供した。
企業/組織名 | アメリカ国立衛生研究所(NIH) |
業種 | 公共 |
地域 | 米メリーランド州ベセスダ(NIHの本部) |
課題 | 在宅勤務を進めるにあたり、コンプライアンスを順守できる環境を維持したい |
解決の仕組み | 文書管理およびワークフロー管理の仕組みを、すべての拠点で利用できるようにする |
推進母体/体制 | NIH、カナダ オープンテキスト |
活用しているデータ | 基礎研究から臨床試験に至る研究に関する文書情報 |
採用している製品/サービス/技術 | 「OpenText Content Suite」および「OpenText AppWorks」(いずれもカナダ オープンテキスト製) |