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アート引越センター、オンライン見積りサービスでチャットボットとビデオ会議を連携
2020年10月1日
アートコーポレーションは、引越事業の「アート引越センター」において、オンラインでの見積もりサービスを2020年8月3日から提供している。チャットボットとビデオ会議システムを連携することで、顧客の負担を軽減した。チャットボットを提供するギブリーが2020年9月17日に発表した。
アートコーポレーションが引越事業「アート引越センター」で提供する「ミライ」は、引越費用をオンラインで見積るためのサービス(図1)。チャットボットを使ってビデオ会議によるオンライン見積もりを予約。予約当日は、顧客がスマートフォンやPCのカメラで撮影した家財の映像を営業担当者がオンラインで確認し、その場で見積り料金を掲示し、見積書をメールで送信する。
ミライの導入効果についてアートコーポレーションは、営業担当者がオンラインでリアルタイムの対面接客が実施できるため、顧客と直接会わなくても、正確な引越見積りが可能になったとしている。
チャットボットには「SYNALIO」(ギブリー製)を、ビデオ会議には「Zoom」(米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ製)を利用している。両者をAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)経由で連携することで、チャットボットで入力したデータからビデオ会議を予約設定している。チャットでの会話の内容から、顧客の興味や関心も分析できる。
企業/組織名 | アートコーポレーション |
業種 | サービス |
地域 | 大阪市(本社) |
課題 | 引越サービスの利用者が手軽に見積りを依頼できるようにし、利用者増につなげたい |
解決の仕組み | チャットボットとビデオ会議システムをAPI連携し、チャットボットからオンラインでの対面見積もりを予約できるようにする |
推進母体/体制 | アートコーポレーション、ギブリー |
活用しているデータ | 利用者がチャットボットで入力した住所や予約日時など |
採用している製品/サービス/技術 | チャットボット型マーケティングツール「SYNALIO」(ギブリー製)、Web会議システム「Zoom」(ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ製) |
稼働時期 | 2020年8月3日 |