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英食品小売りのCo-op Group、サプライヤーとの電子調達業務をクラウドサービスで自動化
2020年10月13日
英国の食品小売業であるCo-op Groupは、サプライヤーとの電子調達業務をクラウドサービスを使って2020年8月18日から自動化している。受発注情報を共有する仕組みも構築した。加オープンテキストの日本法人が2020年9月25日に発表した。
英国の食品小売業であるCo-op Groupが、サプライヤーとの電子調達の仕組みをクラウドサービスに切り替えて自動化を図っている。サプライチェーンにおける主要プロセスの効率を高め、管理業務を軽減するとともに、新規サプライヤーの参画を容易にするのが目的だ。
クラウドにすることで、サプライヤーとの受発注情報をリアルタイムに共有できるようもなった。サプライヤーは、事前出荷情報(ASN)データを送信し、配送保留中の商品をCo-op Groupに通知するなどができる。
これによりCo-op Groupの物流担当チームは、より効率的にリソースを配分するための仕組みを構築し、在庫精度を高められたとしている。Co-op Groupの責任者は、「顧客が求める商品を、顧客が必要とする時間と場所に届けられるようになった」と述べている。
Co-op Groupが採用した電子調達の基盤は、クラウド統合基盤の「OpenText Trading Grid」(加オープンテキスト製)である。
企業/組織名 | 英国のCo-op Group |
業種 | 流通・小売り |
地域 | 英国マンチェスター(本部) |
課題 | サプライヤーとの受発注業務を改善し、顧客が求める商品を顧客が必要な時間と場所に届けたい |
解決の仕組み | サプライヤーとの電子調達業務を自動化し、配送情報をリアルタイムに共有する |
推進母体/体制 | 英Co-op Group、加オープンテキスト |
活用しているデータ | サプライヤーとの商品の受発注データなど |
採用している製品/サービス/技術 | 「OpenText Trading Grid」(カナダ オープンテキスト製) |
稼働時期 | 2020年8月18日(北米時間) |