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近畿大学病院、診察待ちスペースの混雑緩和に向け患者用スマホアプリを導入

DIGITAL X 編集部
2020年11月2日

近畿大学病院は、診察待ち時の混雑緩和を目的に患者向けのスマートフォン用アプリケーションの提供を2020年10月26日に開始した。電子カルテシステムと連動し、通院患者の利便性向上を図る。3密(密集、密接、密閉)の回避も期待する。近畿大学が2020年10月21日に発表した。

 近畿大学病院が導入するのは、通院患者自身が、予約日時や注意事項を随時確認できるスマートフォン用アプリケーション(図1)。診察の順番が近づくと通知する機能により、患者は診察室前で待機する必要がなくなるという。患者の利便性向上を図り、通院に伴うストレスを軽減したい考えだ。

図1:患者向けスマートフォンアプリの画面イメージ

 同スマホアプリは、病院の電子カルテシステムと連携する。患者は、同アプリから、検査や診察の前日に予約の状況や当日の注意事項などを確認できる。自動通知機能により予約忘れを防止する。バスの時刻表や病院のフロアマップなどの情報コンテンツも提供する。

 患者本人の同意を得れば、1台のスマートフォンで家族の情報も管理できる「家族登録機能」も持つ。家族が付き添えない状況でも、予約情報を確認できる。

 利用希望者は、アプリをダウンロードした後、近畿大学病院の登録サポートデスクで個人情報などを設定すれば利用を始められる。2020年10月26日から一部機能の提供を開始し、2021年1月以降にすべての機能を提供する予定である。

 患者向けスマホアプリには「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE LifeMark-コンシェルジュ」(富士通製)を採用している。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名近畿大学病院
業種医療・健康
地域大阪府大阪狭山市
課題通院する患者の診察待ち時間を減らして利便性を向上させるとともに、診察室の3密を避けたい
解決の仕組み電子カルテシステムと連携したスマートフォン用アプリケーションを提供し、患者が診察の予約日や診察に関する注意事項、診察待ちの状況や順番を確認できるようにする
推進母体/体制近畿大学病院、富士通
活用しているデータ電子カルテ、診察の予約日時や注意事項など
採用している製品/サービス/技術患者向けスマートフォンアプリ「FUJITSU ヘルスケアソリューションHOPE LifeMark-コンシェルジュ」(富士通製)
稼働時期2020年10月26日(サービス提供開始時期)