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カシワバラ・コーポレーション、コミュニケーションの効率化に向けビジネスチャットを全社導入

DIGITAL X 編集部
2020年11月18日

プラントメンテナンスやマンション大規模修繕を手掛けるカシワバラ・コーポレーションがこのほど、ビジネスチャットを全社導入した。コミュニケーション効率を改善するのが目的だ。ビジネスチャットを提供したChatworkが2020年11月2日に発表した。

 カシワバラ・コーポレーションは、プラントメンテナンスやマンション大規模修繕を手掛ける企業。今回、社内の情報共有手段を電子メールからビジネスチャットに切り替えた。

 同社では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大をきっかけに、デジタル変革を目指して「DXグループ」という部署を立ち上げた。DXグループはまず、ビジネスチャットの導入を決定し、複数のビジネスチャットを試験導入した。電子メールでは、宛先やccの選択、表題・本文の作成など、メール特有の作法によってメール作成に時間がかかるという課題があった。

 採用したビジネスチャットは「Chatwork」(Chatwork製)。しかし、ITに不慣れな社員が存在するなかで、1000人規模の社員全員が気軽に使用できることを最優先事項として比較検討した結果、ユーザーインタフェースがシンプルなChatworkを選定した。

 試験導入中に、社内はChatworkに統一し、社外とのやり取りのみメールを使用するようにしたところ、メールの数が減り、メール作成にかかっていた時間が2分の1程度になりコミュニケーション効率を大幅に改善できる見通しがを得たことも、Chatworkを全社導入する決め手になったとしている。

 カシワバラでは今後、コミュニケーションの円滑化および業務の効率化を進めながら、デジタル変革を推進していく方針である。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名カシワバラ・コーポレーション
業種サービス
地域東京都港区(東京本社)
課題メールの作成に時間がかかり、社員間のコミュニケーションが非効率
解決の仕組み社員間のコミュニケーションツールをメールからビジネスチャットに統一する
推進母体/体制カシワバラ・コーポレーション、Chatwork
活用しているデータ社員のコミュニケーション内容
採用している製品/サービス/技術ビジネスチャット「Chatwork」(Chatwork製)