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回転寿司のスシロー、省人化と非接触接客のために会計処理をAI画像認識で自動化
2020年12月22日
回転寿司チェーン「スシロー」を運営する、あきんどスシローは、店舗運営の省人化と非接触での接客を実現するために、自動会計システムを導入した。AI(人工知能)画像認識技術を用いる。AI技術を提供したシステム計画研究所(ISP)が2020年12月2日に発表した。
あきんどスシローは、自動会計システムを導入し、精算時のスタッフによる飲食した皿の確認を不要にする。これまでに全店にセルフレジを導入したほか、来店客の自動案内ステムの順次導入しており、来店から精算までのプロセスにおける省人化と非接触での接客を実現する。
自動会計システムは、顧客が回転寿司レーンから取った皿をカメラで撮影し、AI(人工知能)の画像認識技術により商品を認識し価格と数を計測する。計測結果はネットワーク経由で店舗システムに送ることで会計を自動化する。
AIによる画像認識に採用したのは、システム計画研究所(ISP)が提供するカメラを搭載したエッジ端末。耐障害性が高く、既存システムとの連携が容易とする。
端末には、ISP独自のAIコアエンジンを搭載する。少量データでも学習・評価ができ、学習と精度向上のプロセスを繰り返すことで、レーンを流れる商品の位置や角度、照明といった環境の変化にも適応できるとしている。
企業/組織名 | あきんどスシロー |
業種 | サービス |
地域 | 大阪府吹田市(本社) |
課題 | 回転寿司の店舗運営において、省人化と非接触な接客を実現したい |
解決の仕組み | 回転寿司レーンから取った皿をAI画像認識で認識し商品を特定。価格と個数を店舗システムに送り会計を自動化する |
推進母体/体制 | あきんどスシロー、システム計画研究所 |
活用しているデータ | カメラで撮影した商品皿の画像情報 |
採用している製品/サービス/技術 | エッジAI技術、画像認識技術 |