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コンタクトレンズのメニコン、スマートコンタクトレンズを米Mojo Visionと共同開発へ

DIGITAL X 編集部
2020年12月28日

コンタクトレンズのメニコンは、スマートコンタクトレンズの開発に取り組む。そのために、米スタートアップのMojo Visionと共同開発契約を締結した。両社の専門知識を持ち寄り、スマートコンタクトレンズの実現可能性を調査する。2020年12月9日に発表した。

 メニコンは、スマートコンタクトレンズの開発を推進する。米スタートアップのMojo Visionと共同で取り組む。まずはスマートコンタクトレンズの実現可能性を調査する。

 両者の提携領域は、スマートコンタクトレンズに関するレンズ素材、レンズケア、フィッティングが中心になる。調査により実現可能性が高いと判断すれば、広範な提携を展開するとしている。

 メニコンは、ガス透過性コンタクトレンズの研究開発に取り組んでいる。コンタクトレンズの製造実績もある。一方のMojo Visionは、スマートコンタクトレンズに関するマイクロエレクトロニクスや消費者向けイノベーションなどの専門知識を持っている。

 Mojo Visionはスマートコンタクトレンズ「Mojo Lens」を開発中だ。AR(拡張現実)技術を利用し、視界や目の動きを制限することなく、レンズ装着者の自然な視野に、画像や記号、テキストを重ね表示する。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名メニコン
業種製造
地域名古屋市(本社)
課題スマートコンタクトレンズの研究開発を加速させたい
解決の仕組みスマートコンタクトレンズを開発するスタートアップ企業と提携し、それぞれの専門知識を持ち寄る
推進母体/体制メニコン、米Mojo Vision
活用しているデータガス透過性コンタクトレンズの研究データ、Mojo Lensの開発データなど
採用している製品/サービス/技術スマートコンタクトレンズ「Mojo Lens」(米Mojo Vision製)、AR(拡張現実)