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チューリッヒ生命、代理店が顧客と非対面で手続きできるシステムを提供
2021年1月6日
チューリッヒ生命は、保険代理店が顧客と非対面で保険の申込手続きができるシステムを開発し、2021年1月7日から提供を開始する。2020年12月15日に発表した。
チューリッヒ生命が開発した「リモートペーパーレスシステム」は、保険の代理店が顧客と非対面で申し込み手続きをするための仕組み。同社の商品を取り扱っている代理店の担当者(募集人)に2021年1月7日から提供する。
リモートペーパーレスシステムでは、代理店担当者が申し込みに必要なデータを作成し、専用URLを SMS(ショートメッセージサービス) で顧客のスマートフォンに送る。二段階認証により顧客が本人であることを確認することで自筆の署名も不要にした(図1)。
生命保険の加入方法の多くは、代理店が顧客と対面で手続きし、自筆での署名または電子サインを求めている。しかし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、対面に代わってオンラインでの面談が増えている。そうした状況でも保険の申し込み手続きができるように、リモートペーパーレスシステムを開発した。
企業/組織名 | チューリッヒ生命 |
業種 | 金融・保険 |
地域 | 東京都中野区(日本本社) |
課題 | 代理店と顧客の面談がオンラインに移行するなかで、保険の申し込み手続きもオンラインで完了させたい |
解決の仕組み | 二段階認証による本人確認の仕組みにより自署による署名が不要な申し込み手続き用のシステムを開発し代理店に提供する |
推進母体/体制 | チューリッヒ生命 |
活用しているデータ | 保険の申込みに必要な情報 |
採用している製品/サービス/技術 | 二段階認証技術 |
稼働時期 | 2021年1月7日(代理店への提供開始時期) |