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西松建設、拠点を問わず情報資産にアクセスできるWi-Fi6ネットワークを月額定額料金で導入

DIGITAL X 編集部
2021年3月26日

西松建設は、働きやすい職場づくりの一環として、社員が拠点を問わず必要な情報資産にアクセスできるWi-Fi6ネットワークを構築した。月額定額料金制のサービスを利用する。サービスを提供した三井情報が2021年3月9日に発表した。

 西松建設が構築したのは、国内拠点のどこからでも社員の所属に合わせたネットワークにアクセスできるWi-Fi6に対応した無線ネットワーク環境(図1)。2020年12月から国内10拠点で利用を始めている。社員は必要な情報資産にアクセスできると同時に、機密情報へのアクセスをネットワーク側で制限することでセキュリティを高めている。

図1:西松建設におけるWi-Fi6ネットワークの利用イメージ

 同ネットワークは、月額定額料金制を採るサービスとして導入・利用している。ネットワーク資産の運用管理においても、450を超えるネットワーク資産の管理にかかる手間を軽減。減価償却の考慮が不要なため最新ネットワークへの早期切り替えが可能になった。

 ネットワーク全体の稼働・接続状況が可視化できることから、各拠点で障害が発生した際は本社で原因を解析するようにもしている。

 ネットワーク環境には、米シスコシステムズの次世代アーキテクチャーに沿う「Cisco DNA(Digital Network Architecture)」とWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)を採用した。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名西松建設
業種製造
地域東京都港区(本社)
課題社員が働きやすい職場環境をつくりたい
解決の仕組み社員がオフィス内のどこからでも必要とする情報にアクセスできるネットワークを構築する
推進母体/体制西松建設、三井情報
活用しているデータネットワークの利用状況
採用している製品/サービス/技術「Cisco DNA(Digital Network Architecture)」(米シスコシステムズ製)を採用したネットワーク基盤、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)
稼働時期2020年12月