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日光ケミカルズ、国内外の営業拠点と生産拠点のITセキュリティを一元管理
2021年5月13日
化学品メーカーの日光ケミカルズは、国内外の営業拠点と生産拠点のITセキュリティを一元管理するためのサービスを導入した。限られる人員であっても高度化するサイバー脅威へ対応できることを期待する。同サービスを提供した米IntSights Cyber Intelligenceの日本支社が2021年4月27日に発表した。
日光ケミカルズは国内外に多数の営業・生産拠点を持つ化学品メーカー。各拠点のITセキュリティを強化するためにこのほど、予防的な統制を可能にするためにサイバー脅威の発生を監視するサービスを導入した。本社や支社、工場へのサイバー脅威が激増しており、従来のセキュリティ体制では対応し切れないと判断した。
同社はこれまでも、予防的統制によりITセキュリティの強化に取り組んできた。新しい監視サービスの導入について同社の情報セキュリティ&IT管理部の真船 祐香氏は「通常業務では対応し切れないダークウェブや攻撃を特定し適切な対策が取れるようになった。今後も監視サービスを活用し、さらなるセキュリティ強化を図っていく」とする。
日光ケミカルズが導入したのは、サイバー脅威を対象にしたインテリジェンスサービス(米IntSights Cyber Intelligence製)。悪意ある攻撃を検知し、先手を打って脅威を排除できるという。
同サービスを選んだ理由を日光ケミカルズは、(1)使い勝手がよく、少ない人数やリソースでも運用でき適切な脅威アラートを検出できる、(2)検出したアラートの削除依頼を迅速に実行できる、(3)オールインワン型のため将来的に種々のサービスを利用できるなどを評価したとしている。
企業/組織名 | 日光ケミカルズ |
業種 | 製造 |
地域 | 東京都中央区(本社) |
課題 | リソースをかけずに高度なサイバー脅威に対応したい |
解決の仕組み | 複数拠点のITセキュリティを一元管理する発見的統制が可能な仕組みを導入する |
推進母体/体制 | 日光ケミカルズ、米IntSights Cyber Intelligence |
活用しているデータ | サイバー攻撃に関する情報 |
採用している製品/サービス/技術 | 脅威インテリジェンス監視サービス(米IntSights Cyber Intelligence製) |