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澁澤倉庫、物流倉庫での仕分け作業に物流ロボットをサブスク型で導入

DIGITAL X 編集部
2021年5月24日

澁澤倉庫は、物流倉庫での仕分け作業の効率を高めるために、物流ロボットを導入した。RaaS(Robotics as a Service)としてサブスクリプション型で利用する。ロボットの導入を支援したプラスオートメーションが2021年5月10日に発表した。

 澁澤倉庫は、千葉県松戸市にある倉庫に物流ロボットの「t-Sort」(中国Zhejiang Libiao Robots製)を導入した(写真1)。プラスオートメーションが提供する物流向けRaaS(Robotics as a Service)として、初期費用なし、月額定額のサブスクリプション型で利用する。需要に応じて台数や運用計画を変更できるという。

写真1:澁澤倉庫が導入した物流ロボット「t-Sort」のイメージ

 t-Sortは、小型の無人搬送車(AGV)で商品を搬送し、仕分け作業を自動化するためのロボット。澁澤倉庫のWMS(倉庫管理システム)と、倉庫内の商品や人・設備の動きを制御するWES(倉庫運用管理システム)の「+Hub」(プラスオートメーション製)を連携させて利用する。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名澁澤倉庫
業種物流
地域東京都江東区(本社)
課題倉庫内作業の自動化を図り業務の効率化および省人化を図りたい
解決の仕組み仕分け作業を自動化する物流ロボットをRaaS(Robotics as a Service)導入する
推進母体/体制澁澤倉庫、プラスオートメーション
活用しているデータ倉庫管理システムおよび倉庫運用管理システムが管理するデータなど
採用している製品/サービス/技術物流ロボット「t-Sort」(中国Zhejiang Libiao Robots製)、倉庫運用管理システム「+Hub」(プラスオートメーション製)