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「KISS ME」ブランドの伊勢半、生産と販売の一元管理に向け基幹システムを刷新

DIGITAL X 編集部
2021年5月24日

化粧品メーカーの伊勢半は、業務拡大と生産性向上を目的に基幹システムを刷新した。生産部門と販売部門のデータを会計データを含め一元管理する。システム導入を支援したインテックが2021年5月10日に発表した。

 「KISS ME」ブランドの化粧品などを製造・販売する伊勢半がこのほど基幹システムを刷新した。約30年間利用してきた独自開発の基幹システムをパッケージベースに切り替えた。販売・生産・原価管理に加え、会計システムとも連携し、全社の業務データを一元管理できるようにした(図1)。

図1:伊勢半が刷新した基幹システムのイメージ

 新基幹システムでは、データを通じた業務全体の流れを可視化できるようにした。営業部門と生産管理部門、工場の間で業務データを共有することで、生産計画を柔軟に立てられるようになったという。パッケージベースにしたことで、システムの拡張性も高まったとしている。

 伊勢半が基幹システムに採用したのは、生産管理ソフトウェアの「mcframe」(ビジネスエンジニアリング製)。化粧品メーカーでの導入実績を評価したという。システムはITサービス会社のインテックがIaaS(Infrastructure as a Service)を用いて構築した。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名伊勢半
業種製造
地域東京都千代田区(本社)
課題業務拡大および生産性を高めたいが、自社開発してきた基幹システムが老朽化し、拡張性や保守性が低下していた
解決の仕組みパッケージベースの生産管理システムと会計ソフトウェアを組み合わせて基幹システムを刷新する
推進母体/体制伊勢半、インテック
活用しているデータ受発注・販売・物流などの生産管理データ、会計データなど
採用している製品/サービス/技術生産管理ソフトウェア「mcframe」(ビジネスエンジニアリング製)