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総合設備の日管、自律走行ロボットの商品化に向けた共同研究をSMHDと開始

DIGITAL X 編集部
2021年5月27日

総合設備企業の日管は、自律走行ロボットの商品化に向けて、ロボット開発を手掛けるソミックマネージメントホールディングス(SMHD)と共同研究契約を締結し、検証を開始した。まずは日管の駐車場管理業務の自動化を中心に検証する。SMHDが2021年5月11日に発表した。

 日管がソミックマネージメントホールディングス(SMHD)と取り組むのは、自律走行ロボットの共同研究。まずはロボットを日管の現業現場である駐車場の管理業務に導入し、自動化を中心にする検証を開始する(写真1)。

写真1:日管が管理する駐車場に導入するロボットのイメージ

 日管は、静岡県・浜松駅周辺を中心に、商業施設や市の施設と提携した駐車場サービスを展開している。今回の共同研究では、建築土木、インフラ、不動産など、日管が展開する種々の事業現場を実証環境に位置付け、自律走行ロボットの商品化を目指す。

 SMHDはこれまでも、自律走行ロボットの実証実験を重ねてきた。日管との共同研究では、開発している自律走行ロボットの導入ニーズを検証し、商品化につなげたい考え。開発中のロボットは、重量物の積載や不整地走行が可能という特徴を持っている。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名日管
業種製造
地域静岡県浜松市(本社)
課題自律走行ロボットを商品化したい
解決の仕組み重量物の積載および不整地走行が可能な自律走行ロボットを開発するソミックマネージメントホールディングスと共同で実証実験に取り組む
推進母体/体制日管、ソミックマネージメントホールディングス
活用しているデータ自律走行ロボットの走行データなど
採用している製品/サービス/技術自律走行ロボット(ソミックマネージメントホールディングス製)
稼働時期2021年5月11日(共同研究契約の発表日)