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三井住友海上火災、代理店の営業支援に向けて全社データ基盤を整備

DIGITAL X 編集部
2021年7月6日

三井住友海上火災保険は、代理店の営業活動を支援するために全社のデータ基盤を統合した。サイロ化していたデータを集約することで、代理店が顧客一人ひとりに最適な商品を提案できるようにするのが目的だ。データ基盤を提供する米テラデータ日本法人が2021年6月17日に発表した。

 MS&ADインシュアランス グループ傘下の三井住友海上は、代理店向け営業支援システム「MSI Brain」が利用するデータを集約するために、全社データ基盤を整備した。グループ企業や代理店、取引先などの別にサイロ化していたデータを統合することで、顧客1人ひとりに最適な商品を提案できるようにする。

 三井住友海上は、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進の柱の1つに3万6000以上ある国内代理店の機能強化を掲げている。今回の全社データ基盤の統合は、その一環だ。1万4000人の社員も統合したデータを活用し新しい商品/サービスの海発・提供に利用する。

 全社データ基盤には「Teradata Vantage on AWS」(米テラデータ製)を採用している。

 MS&ADインシュアランス グループは、グループ横断でデジタライゼーションを推進しており、グループ横断でのデータ活用に向けても検討を開始している。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名三井住友海上火災保険
業種金融・保険
地域東京都千代田区(本社)
課題代理店の営業活動を強化したい
解決の仕組みサイロ化しているデータを統合し、代理店営業支援システムに提供することで、顧客1人ひとりに最適な商品を提案する
推進母体/体制三井住友海上火災保険、米テラデータ
活用しているデータグループ企業や代理店、取引先に分散していたデータ
採用している製品/サービス/技術「Teradata Vantage on AWS」(米テラデータ製)