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トヨタモビリティサービス、カーリースの法人顧客を対象にした車両管理サービスを提供

池田 真也(DIGITAL X 編集部)
2021年8月6日

トヨタモビリティサービスは、同社のカーリースを利用する法人顧客を対象に、車両管理のためのクラウドサービスの提供を開始した。車両の管理工数を削減sるうことで、顧客満足度を高めたい考え。2021年7月20日に発表した。

 トヨタモビリティサービスの「Customer Connect」は、カーリースにおける車両の注文から納車までの進捗状況や、納車後の整備実績などを一元管理するためのサービス(図1)。手続き状況や納品日など契約車両に関する情報を、いつでも、どこでも、必要な時に確認できるようにすることで、顧客が営業に問い合わせて確認するための工数や待ち時間を解消し、顧客満足度を高めるのが目的だ。

図1:「Customer Connect」では契約車両に関する情報をオンラインで確認できる

 顧客は、Customer ConnectのWebサービスにログインすれば、契約車両に関する種々のデータをオンラインで参照できる。これまでは、電話やメール、印刷物などによる確認が中心だった。

 例えば、新車登録後の車検証情報(車両基本情報)は、2営業日で提供。車検証情報の登録完了もメールで通知する。従来は、約1週間を要していた。関連情報はExcel形式でダウンロードでき、顧客が独自に作成する管理台帳などに入力できる。

 トヨタモビリティサービスは今後、顧客の要望に合わせながらCustomer Connectの機能を拡充していくとしている。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名トヨタモビリティサービス
業種サービス
地域東京都中央区(本社)
課題電話やメール、印刷物などが中心だったカーリースの契約車両に関する情報提供の利便性を高め、顧客満足度を高めたい
解決の仕組み顧客が契約車両に関する情報をいつでも、必要なときに確認できるクラウドサービスを提供する
推進母体/体制トヨタモビリティサービス
活用しているデータリース契約の状況、車両情報
採用している製品/サービス/技術クラウドサービス「Customer Connect」(トヨタモビリティサービス製)
稼働時期2021年7月20日