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スパイダープラス、BPOサービスに活用するAI機能の内製化にノーコード開発サービスを採用

DIGITAL X 編集部
2021年12月16日

建設業向けアプリケーションを開発・販売するスパイダープラスは、BPO(Business Process Outsourcing)サービスを本格的推進するために、同サービスに組み込むAI(人工知能)機能の内製化に向けたノーコード開発サービスを採用した。同サービスを提供するAI Insideが2021年11月10日に発表した。

 スパイダープラスは、建設・メンテナンス業界に向けた図面・現場管理アプリケーション「SPIDERPLUS」を開発・販売する企業。今回、SPIDERPLUSを使った建設現場の生産性向上を支援するBPO(Business Process Outsourcing)サービスを本格的に採用するに当たり、SPIDERPLUSに搭載するAI(人工知能)機能を内製化することを決めた。

 内製化に向けては、AIモデルをノーコードで開発するためのサービス「Learning Center」(AI Inside製)の導入を決めた。安価に、かつエンジニアでなくても開発でき、データやノウハウを外部に公開する必要がない点を評価したとしている。

 実際、エンジニアでない現場社員による開発では、10日間で2つのAIモデルを作成したという。

 今後は、AIモデルの精度向上を図りながら、SPIDERPLUSに自社開発したAIモデルを搭載し、アプリケーションとしての機能向上およびBPOサービスの拡充を図りたい考えだ。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名スパイダープラス
業種サービス
地域東京都豊島区(本社)
課題建設・メンテナンス業界向け図面・現場管理アプリケーション「SPIDERPLUS」を使ったBPOサービスを本格展開したい
解決の仕組みSPIDERPLUSに組み込むAI機能をノーコード開発サービスを使って内製化することで、エンジニアでなくても安価にAI機能を開発できるようにするとともに、データやノウハウの外部流出を防ぐ
推進母体/体制スパイダープラス、AI Inside
活用しているデータ建設・メンテナンス業界における図面や現場で発生する情報など
採用している製品/サービス/技術ノーコードAI開発サービス「Learning Center」(AI Inside製)
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