• UseCase
  • 公共

川崎市、予約に応じて運行するオンデマンドの乗り合いタクシーを実証実験

DIGITAL X 編集部
2022年5月4日

川崎市が、利用者の予約に応じて運行する乗り合いタクシーの実証実験を実施した。乗り合いタクシーの最適な経路をAI(人工知能)技術を使って計算する。実験には伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が連携・協力する。2022年2月1日に発表した。

 川崎市の「生田山の手オンデマンド交通実証実験」は、利用者からの予約状況に応じて運行する乗り合いタクシーの実証実験。最適な経路をAI(人工知能)技術を使って随時計算する(図1)。実証実験には伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が連携・協力する。

図1:「生田山の手オンデマンド交通実証実験」における運行経路の設定イメージ

 実験は、同市多摩区生田4丁目から8丁目およびその周辺で2022年2月28日から4月28日まで実施した。「トライアル shotl(シャトル)生田山の手」と名付けた乗り合いタクシーを地元の生田交通が2両程度運行する。運行時間は平日の午前8時30分から午後3時30分で、運賃は1人一律300円だ。

 利用者はスマートフォン用アプリケーションか電話を使って乗車時間と乗降場所を予約する。実験の実施区域内あるいは区域外の特定の乗車場所であれば自由に利用できる(図2)。

図2:乗り合いタクシー「トライアル shotl(シャトル)生田山の手」の運行エリア

 川崎市はほかにも、ICTなど新技術・新制度を利用したコミュニティ交通の実証実験を展開する。今回の実験で得られたデータや知見も共有しながら、地域の移動に関する需要を把握し、オンデマンド交通の適用可能性について検討するとしている。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名川崎市
業種公共
地域多摩区生田4丁目~8丁目およびその周辺
課題地域のニーズに合ったコミュニティ交通を実現したい
解決の仕組み最適経路をAI技術で計算する乗り合いタクシーの実証実験を実施し、オンデマンド交通の適用可能性を検討する
推進母体/体制川崎市、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、生田交通
活用しているデータ乗り合いタクシーの予約情報など
採用している製品/サービス/技術AI技術
稼働時期2022年2月28日~4月28日(実証実験の期間)