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日本製鉄、製鉄所構内で鋼材を搬送する大型車両の自動運転化を推進
2025年4月18日
日本製鉄は、製鉄所構内で鋼材を搬送する大型特殊車両などを自動運転化するプロジェクトを、自動運転システムを手がけるティアフォーと共同で推進している。ドライバー不足や労働環境の改善に対応する。2025年4月9日に発表した。
日本製鉄は、製鉄所構内における生産工程間の鋼材搬送に大型特殊車両を利用している(写真)。その特殊車両を対象に自動運転で利用するためのプロジェクトに取り組んでいる。搬送効率と安全性を大幅に高めるのが目標で、名古屋製鉄所に2025年度から導入したい考えだ。
プロジェクトは2023年度に、自動運転システムを手がけるティアフォーと共同で開始した。ティアフォーは、自動運転システムの開発・運用効率をたかめるため、日本製鉄の工場や私有地物での流配送に向けたリファレンスデザインを開発・提供している。
企業/組織名 | 日本製鉄 |
業種 | 製造 |
地域 | 愛知県東海市(名古屋製鉄所) |
課題 | 製鉄所構内で鋼材を搬送する大型特殊車両の利用において物流効率と安全性を大幅に高めたい |
解決の仕組み | 大型特殊車両を自動運転できるようにする |
推進母体/体制 | 日本製鉄、ティアフォー |
活用しているデータ | −− |
採用している製品/サービス/技術 | 自動運転システムとリファレンスデザイン(ティアフォー製) |
稼働時期 | 2025年度(名古屋製鉄所への導入予定時期) |