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岐阜県揖斐郡揖斐川町、へき地医療のためにMaaS車両に遠隔医療システムを導入

ANDG CO., LTD.
2026年1月9日

岐阜県揖斐郡揖斐川町は、へき地医療のための遠隔医療システムを導入した。医療用MaaS(Mobility as a Service)車両に搭載して巡回し、カメラ映像や診療機器のデータを基に医師が遠隔から診察する。遠隔医療システムを提供したウィーメックスが2025年12月22日に発表した。

 岐阜県揖斐郡揖斐川町が導入したのは、医師が遠隔から診療するための遠隔医療システム。専用のMaaS(Mobility as a Service)車両に搭載し、町内各所を巡回する(写真1)。町域の91.1%を森林が占め医療施設へのアクセスが難しい山地・中山間地域での巡回診療を進め、既存の医療機関と連携しながら地域医療体制の底上げを図るのが目的だ。

写真1:岐阜県揖斐郡揖斐川町が山地・中山間地域の診療に利用するMaaS(Mobility as a Service)車両

 新システムを使った診療では、専門医がカメラ映像や音声、医療機器からの情報を基に診療を進める(写真2)。MaaS車両には看護師だけが同乗し、患者に付き添いながら治療する「D to P with N(Doctor to Patient with Nurse)」形式を前提に診療する。

写真2:医療MaaSの車内の様子。カメラ画像などを元に専門医が円アックから診療する

 遠隔医療システムには、超音波診断装置なども接続し、患者の映像や患部の状態、測定結果などを車両に搭載する通信機能を使って送信する。医師は視野や拡大率を遠隔から操作でき、対面診療に近い形で診察する。

 遠隔医療システムには「Teladoc HEALTH TV Pro 300」(ウィーメックス製)を採用した。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名岐阜県揖斐郡揖斐川町
業種公共
地域岐阜県揖斐郡揖斐川町
課題町域の91.1%を森林が占め山間部・中山間地域からの通院や専門医の往診は負担が大きく、継続的な診療体制の確保が難しい
解決の仕組み遠隔医療システムを専用のMaaS車両に搭載して巡回し、専門医が遠隔から診察する
推進母体/体制揖斐川町、ウィーメックス
活用しているデータ診察用のカメラ画像、医療機器から取得する画像・測定データ
採用している製品/サービス/技術遠隔医療システム「Teladoc HEALTH TV Pro 300」(ウィーメックス製)
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