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大和アセットマネジメント、社内業務用の生成AIアプリケーションを導入
2026年1月27日
大和証券グループで投資信託を扱う大和アセットマネジメントは、調査や分析、文書作成などの社内業務を対象にした生成AI(人工知能)アプリケーションを開発した。2025年12月から全社員が利用を始めている。生成AIアプリのためのデータ基盤も整備した。システム導入を支援したナウキャストが2026年1月7日に発表した。
投資信託を設定・運用する大和アセットマネジメントが利用を始めた「DAM-AICore(ダムエーアイコア)」は、社内業務を対象にした生成AI(人工知能)アプリケーション(図1)。日常的に発生する調査や分析、文書作成、レビューなどに対し、社内外の情報を複数の生成AIモデルを使い分けながら1つの画面上で処理する(図1)。
DAM-AICoreは2025年10月に開発を完了し、同年12月から全社員約700人に向けて順次展開している。実際の業務に即したUI(User Interface)/UX(User Experience)を重視したとする。
使用できるAIモデルは米OpenAIの「GPT」や米Anthropicの「Claude」など。回答精度を高めるために、社内外のデータをデータ基盤の「Snowflake」(米Snowflake製)に集約したほか、ストレージサービスの「Box」(米Box製)も使って業務に関連するデータを横断的に参照できるようにした。DAM-AICoreとデータ基盤は「AWS」(米AWS製)上で動作する。
アプリの開発およびデータ基盤の整備は、ビッグデータ解析を手掛けるナウキャストが支援した。金融機関が求める厳格なセキュリティ要件を満たしながら、業務特性に応じた生成AI環境の開発ノウハウを提供したという。
今後は、DAM-AICoreの利用者からのフィードバックを基に、業務課題に即した機能の追加や改善を進める方針である。
| 企業/組織名 | 大和アセットマネジメント |
| 業種 | 金融・保険 |
| 地域 | 東京都千代田区(本社) |
| 課題 | 調査、分析、文書作成、レビューといった社内業務の品質が部署によりバラツキが生じていた |
| 解決の仕組み | 自社業務用の社生成AIアプリケーションを開発し全社員で利用する |
| 推進母体/体制 | 大和アセットマネジメント、ナウキャスト |
| 活用しているデータ | 投資信託の運用・販売に関する社内データ、社内文書および業務関連の外部情報 |
| 採用している製品/サービス/技術 | データ基盤「Snowflake」(米Snowflake製)、クラウドストレージ「Box」(米Box製)、クラウド環境「AWS」(米AWS製) |
| 稼働時期 | 2025年12月(全社員への展開開始時期) |
