- UseCase
- 流通・小売り
ファミリーマート、店舗の状態を防犯カメラ映像から数値化するAIシステムを実証実験
2026年1月27日
ファミリーマートは、売場の状態を防犯カメラ映像から数値化して評価するためのAI(人工知能)システムの実証実験を、首都圏の一部店舗において2026年1月中旬から開始している。売場の状態を客観的に把握し、品ぞろえの最適化と販売機会の最大化につなげるのが目的だ。2026年1月13日に発表した。
ファミリーマートが実証する「AI売場スコアリング」は、店舗の売り場の状態を防犯カメラ映像から評価するためのAI(人工知能)システム。店頭の状態を数値化し客観的に把握することで、品ぞろえの最適化と販売機会の最大化を図るのが目的だ。首都圏の一部店舗で2026年1月中旬から実験を始めている。
実証では、店内の防犯カメラを使って、あらかじめ設定した時間に定点撮影した店頭画像を解析し、商品の並び方や欠品の有無などをスコア化し一覧表示する(図1)。例えば、おにぎりについて、売り場の変化を曜日別・日別・時間帯別などで比較したレポートを作成するなどだ。
画像やレポートは、店長やSV(スーパーバイザー)が確認する。SVは店舗巡回時に、店長と共に店舗の課題を具体的に検討する。実際の売り場の状況に基づいて発注内容を判断することで、発注精度を高められるとみる。店長が不在の時間帯にも、売り場の様子を確認できる点も期待する。
今後は、実証で得た知見を踏まえ、スコアリングの仕組みを発展させるほか、売り場分析から発注提案までの自動化も目指す。具体的には、アイウイズロボティクスと共同開発した多機能型ロボット「ポム」が店内を巡回しながら店内画像を撮影したり、既存のAI発注システムやアバター型のAIアシスタント「レイチェル」(クーガー製)と連携させたりする。
| 企業/組織名 | ファミリーマート |
| 業種 | 流通・小売り |
| 地域 | 東京都港区(本社) |
| 課題 | 店長やSV(スーパーバイザー)の経験や感覚に依存しがちな発注判断を見直し、品ぞろえの最適化および販売機会の最大化を実現したい |
| 解決の仕組み | 防犯カメラで撮影した画像から売り場の状態を数値化し、客観的な発注判断や売場づくりの改善ができるようにする |
| 推進母体/体制 | ファミリーマート |
| 活用しているデータ | 防犯カメラが撮影した売場の画像データ |
| 採用している製品/サービス/技術 | 売り場可視化システム「AI売場スコアリング」(ファミリーマート製) |
| 稼働時期 | 2026年1月13日(首都圏一部店舗での実証実験の開始時期) |
