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モスバーガー、ドライブスルーでの注文を受けるAIシステムを実証実験
2026年1月29日
モスバーガーを展開するモスフードサービスは、ドライブスルーでの注文を受け付けるAI(人工知能)システムの実証実験を2026年度に開始する。現場の負担を抑えながらCX(Customer Experience:顧客体験)を維持・向上させるのを目的に、店舗スタッフも応対するハイブリッド型での新たな店舗運営を検証する。2026年1月21日に発表した。
「モスバーガー」のモスフードサービスが2026年度に始めるのは、ドライブスルーでの受注業務のためのAI(人工知能)システムの実証実験。人手不足が常態化する中で、注文に対応する店舗スタッフの負担を軽減しながらも、CX(Customer Experience:顧客体験)を維持・向上させるのが目的だ。吉川美南店(埼玉県吉川市)のほか5店舗ほどで実施し、結果を踏まえ複数店舗での実運用につなげたい考えだ。
実験では、顧客の音声による注文をAIシステムで受け付け、店舗スタッフがその内容を確認・補完するハイブリッド型で応対する。音声認識の正確さや応対の一貫性を高めながら、実運用に適用できるかどうかを検証する。
ファストフードのドライブスルーでは、欧米を中心にAIシステムの導入が進んでいるものの、音声認識の精度や品質のバラツキが課題になっていることから、ハイブリッド型で段階的に導入し、現場に定着する運用モデルの構築を重視したとしている。
並行してAIシステムの機能を拡張し、その効果も検証する。例えば「500キロカロリー以下のセットメニューを紹介して」といった要望に応えたり、キャンペーン期間中にはアニメの人気キャラクターが応答したりなど、ドライブスルーならではのCXを検討する。
受付システムには、音声対話型オーダーシステム「AI Order Thru」(New Innovations製)を用いる。導入企業のガイドラインや標準オペレーションに合わせるカスタマイズ性を評価したという。
| 企業/組織名 | モスフードサービス |
| 業種 | 流通・小売り |
| 地域 | 埼玉県吉川市(モスバーガー吉川美南店)ほか |
| 課題 | 人手不足が常態化しており、ドライブスルーの受注業務負荷を軽減したいが、応対品質は維持・向上させたい |
| 解決の仕組み | ドライブスルーの注文対応に音声認識によるAIシステムを導入し、店舗スタッフの応対を組み合わせたハイブリッド型での店舗オペレーションを確立する |
| 推進母体/体制 | モスフードサービス、New Innovations |
| 活用しているデータ | ドライブスルーにおける顧客の注文音声データ |
| 採用している製品/サービス/技術 | 音声対話型オーダーシステム「AI Order Thru」(New Innovations製) |
| 稼働時期 | 2026年度(約5店舗での実証実験時期) |