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鴻池運輸、会計システムやクラウドサービスをつなぐデータ連携基盤を導入

DIGITAL X 編集部
2026年1月29日

鴻池運輸は、会計システムや各種クラウドサービスを対象にしたデータ連携基盤を導入した。従来、複数あったETL(Extract、Transform、Load)ツールを統合すると同時に、ノーコード開発により経理など利用部門によるデータ連携を可能にした。ETLツールを提供するアステリアが2026年1月26日に発表した。

 鴻池運輸は、これまで利用してきた複数のETL(Extract、Transform、Load)ツールを統合し、データ連携基盤を導入した(図1)。既存の会計システムなどに加え、新たに導入したCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)の「Salesforce」(米Salesforce製)やプロセス管理の「ServiceNow」(米ServiceNow製)などクラウドサービスが持つデータとの連携を図っている。

図1:鴻池運輸は3種類に分散していたETLツールを統合し、データ連携基盤を刷新した

 データ連携基盤により、約300のデータ連携フローを数秒から数分間隔で自動的に実行できるようになった。従来は年2回、それぞれ約6時間をかけて手作業で実施していた会計システムのマスター情報更新も、経理部門が任意のタイミングに実施できるようになったという。

 同社はこれまで、基幹の会計システムが動作する「IBM i(旧AS/400)」(米IBM製)と、データベースの「Oracle DB」(米Oracle製)、クラウドサービスの「AWS」(米Amazon製)などの接続に3種類のETLツールを使い分けてきた。

 しかし、運用が複雑になるとともに、データ連携のためにプログラミング知識が求められ属人化が進んでいた。既存のETLツールの1つが保守期限を迎えるのを契機に、ETL環境を見直し統合化を決めた。

 今後は、データ連携基盤の利用を、経理部門以外にも拡大し、全社での業務の効率化とデータ連携機能開発の内製化を進める。

 データ連携基盤には「ASTERIA Warp」(アステリア製)を採用している。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名鴻池運輸
業種物流
地域大阪市(本社)
課題システム連携に3種類のETLツールを利用してきたが、運用が複雑になっているほか、データ連携機能の実現にはプログラミングの専門知識が必要で属人化していた
解決の仕組み3種のETLツールを1本化しデータ連携基盤として機能させる
推進母体/体制鴻池運輸、アステリア
活用しているデータ基幹システムやデータベース、CRMや業務プロセス管理などのクラウドサービスが管理するデータ
採用している製品/サービス/技術ETLツール「ASTERIA Warp」(アステリア製)
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