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セブン-イレブン、店舗の空調機器を遠隔制御するIoT/AIシステムを実証実験

DIGITAL X 編集部
2026年2月4日

セブン-イレブン・ジャパンは、店舗の空調機器をAI(人工知能)技術を使って遠隔制御するIoT(Internet of Things:モノのインターネット)システムの実証実験を48店舗で開始する。空調機器の電力消費量を削減するのが狙い。制御システムを提供する日立グローバルライフソリューションズ(GLS)と共に2026年1月28日に発表した。

 セブン-イレブン・ジャパンが実証するのは、空調機器の稼働状況をクラウドで監視しながら複数の空調機器をAI(人工知能)技術を使って制御できるIoT(Internet of Things:モノのインターネット)システム(図1)。店舗内の快適性を保ちながら消費電力を削減するのが目的だ。

図1:セブン-イレブン・ジャパンは48店舗で空調機器の遠隔制御を実証実験する

 実験では、店舗における空調機器の消費電力量を約3割削減することを目標にする。実験に先行して5店舗で実施したPoC(Proof of Concept:概念実証)で得られた結果から期待値を推計した。実証実験では併せて、空調機器の自動運転や清掃回数の削減などにより店舗従業員の作業負荷の低減や働きやすさの推進にも取り組む。

 制御システムには、日立グローバルライフソリューションズ(GLS)が開発した空調IoTシステム「exiida空調省エネ制御」を利用する。熱交換器には日立独自の「凍結洗浄」機能を持つ機種を利用し、熱交換器の汚れを抑えて清掃回数の削減や空調性能の維持など運用負荷を低減する。

 今後は、空調機器から得られるデータを使って、フロンの漏えいを監視する簡易点検の自動化や、空調機器の故障の予兆検知といった保全機能などの導入も検討する。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名セブン-イレブン・ジャパン
業種流通・小売り
地域東京都千代田区(本社)
課題店舗内の快適性を保ちながら空調設備の消費電力量を削減したい
解決の仕組み空調機器の稼働状況をクラウドから監視し、最適な状態にAI技術を使って遠隔制御する
推進母体/体制セブン-イレブン・ジャパン、日立グローバルライフソリューションズ(GLS)
活用しているデータ空調機器の稼働状況、店内の状態など
採用している製品/サービス/技術空調IoTシステム「exiida空調省エネ制御」(日立GLS製)
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