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イオンディライトコネクト、コンタクトセンターの1次対応にAIエージェントを導入

ANDG CO., LTD.
2026年5月19日

イオングループで施設管理を手掛けるイオンディライトコネクトは、問い合わせ対応のためのAI(人工知能)エージェントをコンタクトセンターに導入した。1次対応を自動化し、オペレーターの対応工数の削減と応答率の向上につなげる。AIエージェントを開発したネットスターズが2026年4月15日に発表した。

 イオングループのイオンディライトコネクトは、全国の中小型施設を対象に、建設・施工、設備管理、清掃、警備などの施設管理サービスを提供している。このほどコンタクトセンターに、電話応対業務を自動化するAI(人工知能)エージェントを導入した(図1)。オペレーターによる対応工数を削減するとともに、応答率の向上を図るのが目的だ。

図1:AIエージェントを使った電話応対の自動化のイメージ

 導入したAIエージェントでは、顧客からの問い合わせに対する1次対応を担い、対話の文脈を踏まえて内容の確認や、生成した応答内容による案内を実施する。例えば機器トラブルに関する問い合わせでは、対話から状況確認を進めるとともに、対応に必要な情報を整理する。

 加えて、AI対話機能を利用して問い合わせを想定したロールプレイングを活用したオペレーター教育にも取り組み、応対品質の平準化と継続的な品質向上を図る。

 将来的にな問い合わせ件数の増加や事業拡大を見据えて、種々のAIエージェントの追加により、受電体制を拡張できる仕組みとした。人員増強を前提としないコンタクトセンターの運営体制へと移行を進める。

 コールセンターの現場では、慢性的な人手不足や人材育成コストの増大などがある。イオンディライトコネクトでは、安定した応答体制の確保と業務効率化が求められていた。

 音声AIエージェントは、QRコード決済サービスなどを展開けるネットスターズが、AI音声技術を手掛けるVoxAI Japanと開発した「VoxAI Agent」を導入した。イオンディライトコネクトは、生成AI技術を使って固定シナリオに依存せず、柔軟な会話を可能にする点を評価した。

 ネットスターズは2025年、自社ヘルプデスクの夜間対応に同システムを先行導入した。自動応対により、運用コストを94%削減したという。イオンディライトコネクトへの導入は、企業向け展開のその第1弾となる。

デジタル変革(DX)への取り組み内容
企業/組織名イオンディライトコネクト
業種サービス
地域東京都新宿区(本社)
課題慢性的な人手不足や人材育成コストの増大により、コールセンターの応答体制の維持が難しくなっている
解決の仕組み音声AIエージェントを導入し、問い合わせ内容の確認や応答などの1次対応を自動化する。機器トラブルに関する情報整理や、ロールプレイングによるオペレーター教育にも活用し、応対品質の水準を維持する
推進母体/体制イオンディライトコネクト、ネットスターズ、VoxAI Japan
活用しているデータ顧客からの問い合わせ内容、対話データ
採用している製品/サービス/技術音声AIエージェント「VoxAI Agent」(ネットスターズとVoxAI Japanが共同開発)
稼働時期--