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コニカミノルタ、5Gとローカル5Gの実証環境を備えたビジネス共創施設を開設

DIGITAL X 編集部
2020年11月6日

コニカミノルタは、大阪府の研究開発拠点において、新規ビジネスの共創に向けた施設を2020年11月6日に開設する。5G(第5世代移動体通信サービス)とローカル5Gの実証実験が可能な環境を、KDDIとNECと共同で提供する。2020年10月28日に発表した。

 コニカミノルタが開設するのは、5G(第5世代移動体通信サービス)技術を使った新規ビジネスの共創を目的とした施設「ハイブリッドの5Gオープンラボ」(図1)。大阪府高槻市に新設する研究開発拠点「InnovationGarden OSAKA Center」内に置く。5Gとローカル5Gのハイブリッド環境を構築し、共同実験の場としてパートナー企業や大学などの研究機関に提供する。

図1:コニカミノルタの研究施設「Innovation Garden OSAKA Center」内に5G技術のオープンラボを開設する

 オープンラボでは、一般的なオフィス環境や工場などの製造現場、屋内外の連携などを想定した5Gの実証実験とともに、ローカル5Gの優位性の実証が可能だとしている。

 コニカミノルタ自身は、光学・画像技術と5G技術を組み合わせた、非接触/リモート/リアルタイムへの対応が可能なサービスなど、新たな価値の提供を目指す。

 5G環境は、KDDIがau 5G基地局を設置して構築。ローカル5Gの環境はNECがネットワーク装置(基地局、コア)を設置し構築する。