メタバースを使った新規事業立ち上げなどのコンサルティングサービス、PwCコンサルティングが開始

　PwCコンサルティングが提供するのは、メタバースのビジネス活用に向けたコンサルティングサービス。新規事業の構想から構築、マネタイズ手法の考案やそのモデル設計、各種データの活用、システム開発までを支援する。

　コンサルティングやクライアント企業とのディスカッションを、メタバース空間で実施できるよう、産官学連携の支援部門として2020年7月6日に開設した「Technology Laboratory」内にメタバース環境を構築した。

　コンサルティングでは、（1）コア事業、（2）バリューチェーン、（3）メタバース業界全体の3つの視点で支援する。

　コア事業の視点では、メタバースによる経営戦略の刷新や新規事業の検討を対象にする。 物理的な制約を受けないボーダーレスな海外事業構想や、メタバースとメタバースをつなげたメタメタバースを想定した事業などを検討する。

　バリューチェーンの視点では、既存のバリューチェーンの強化を支援する。既存事業が持つ強みに、商品／サービスの開発、顧客調査、マーケティング、メタバースとリアル空間による働き方改革などを加える。

　メタバース業界全体の視点では、メタバースの普及を支援すり。メタバース業界の動向調査や、法規制への対応を検討したりする。