Column
データ活用を最優先するITモダナイゼーションの新常識

DX(デジタルトランスフォーメーション)で成果を上げる企業は、既存システムとのデータ連携を確立し、全社的なデータ活用を推進している。この”データ活用”こそがITモダナイゼーションの新たな目的となりつつあるが、プロジェクト自体が高コスト化したり、クラウド移行が期待した効果を生まなかったりと、多くの企業はレガシーシステムの壁に直面しているのが実状だ。本稿では、レガシーシステムが抱えるデータのサイロ化や、COBOLアプリケーションのブラックボックス化といった根深い課題を直視し、データ活用を最優先しながら安全かつ確実にDXの成果を上げるためのITモダナイゼーション戦略を考察する。
1件
- [2025年10月14日]