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  • デジタルで変わる組織―離れていても強いチームを作る

タスクに紐づくコミュニケーションで会社のミッションに貢献できる組織を作る〔PR〕

本当のチームワークを生み出すワークマネジメントの神髄と実践

DIGITAL X 編集部
2021年2月2日

リモートワークの広がりで、メールやチャット、Web会議などを使ったコミュニケーションが増えている。しかしコミュニケーションが増えても生産性が上がるわけではない。ワークマネジメントプラットフォーム「Asana(アサナ)」を提供するAsana Japan 代表取締役カントリーマネージャーの田村 元 氏が「Digital X Day 2020 Online Live」に登壇し、リモートワーク時代のコミュニケーションの課題と、本当の意味で仕事に集中し会社のミッションに貢献できるチームを作るためのワークマネジメントの重要性を解説した。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大により、多くの企業が導入したリモートワーク。オフィスを中心にした働き方に比べ、通勤時間を仕事や休憩にあてられるなど、これまでにないワークスタイルの存在を提示した。一方で「自分の仕事に集中する時間が少なくなった」と感じている人も多い。Asana Japan代表取締役 カントリーマネージャーの田村元氏は、その理由を1日の過ごし方の例を挙げながら、こう説明する(写真1)。

写真1:Asana Japan 株式会社 代表取締役 カントリーマネージャー 田村 元 氏

 「朝から忙しくメールやチャット、Web会議をこなし、ふと気がついたら夕方。1日を振り返ってみると『今日は、ずっと会話をしていただけだったな・・・』と、本来の仕事がほとんど進んでいないことに呆然とする。リモートワークが広がる中、そんなシーンが増えているのです」

コミュニケーション量が増えるだけでは生産性は向上しない

 リモートワークによって、メールやチャット、Web会議、あるいは電話などのツールを使ったコミュニケーション量は以前に比べ、はるかに増えている。対面での会話が減った分、さまざまな手段でコミュニケーションを補うようになったためだ。

 ただ、会話そのものは仕事ではない。提案、リサーチ、顧客分析、計画、開発、デザインなど、ほとんどの仕事は、会話の前や後に取り組むものだ。

 米国のコンサルティング企業、ベイン・アンド・カンパニーの調査によると、メールだけでやり取りしていた2000年代に比べ、チャットやWeb会議などでやり取りする2020年代は、メッセージの数が10倍以上に増えたものの、生産性は2倍にすらなっていない。

 「当社が実施した独自のユーザー調査でも、同じような結果を得ました。従業員の1日の60%は『仕事のための仕事』に費やされており、専門的なスキルを要する仕事に使える時間はわずか27%にすぎなかったのです」と田村氏は語る(図1)。

図1:専門的なスキルを要する仕事に使える時間はわずか27%

 リモートワークの広がりは、チャットやメールの処理に忙殺され、自分の仕事が圧迫される状態を加速しているとも言える。