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『Impress DX Awards 2018』の総合グランプリは広島県が受賞

受賞者数は全5部門で合計24社/団体に

志度 昌宏(DIGITAL X 編集長)
2019年2月1日
『Impress DX Awards 2018』の総合グランプリは広島県に。代表の商工労働局イノベーション推進チームの尾上 正幸 氏(中央)と、各部門のグランプリ受賞者(後列)

デジタルトランスフォーメーション(DX)のリーダーを選ぶ『Impress DX Awards 2018』(主催:インプレス)の授賞式が2019年1月31日、東京・麻布台の東京アメリカンクラブで開かれた。全5部門7カテゴリーのグランプリの受賞者から選ばれた総合グランプリは広島県が受賞した。

総合グランプリは県内を実証実験場所にする広島県に

 『Impress DX Awards』は、デジタルテクノロジーを使った新たなビジネスモデルや社会サービスの実現に向けた取り組み、および、それを実現するための製品/サービスを対象に審査・表彰するもの。インプレスの各種メディアが2017年10月1日〜2018年9月末までに掲載したデジタルトランスフォーメーション(DX)関連記事と、2018年9月10日から2018年10月10日での公募期間への応募を加え、5部門7カテゴリーの受賞者を決定。全グランプリ受賞者の中から「総合グランプリ」を選んだ。

 総合グランプリに選ばれたのは、広島県の「ひろしまサンドボックス」。同県全体をIoT(Internet of Things:モノのインターネット)やAI(人工知能)などデジタルテクノロジーの実証実験環境に位置付け、県内外から多彩な人材/アイデアを引き寄せることで、地方の課題解決に総合的に取り組もうとしている点が高く評価された。

 広島県商工労働局イノベーション推進チームの尾上 正幸 氏は受賞コメントとして「ひろしまサンドボックスの取り組みは、広島県にとどまることなく、他地域へ広がっていくことを願っている。本Awards受賞の機会からも、新たなコラボレーションや組み合わせが生まれるよう取り組みを加速したい」と述べた(写真1)。

『Impress DX Awards 2018』の総合グランプリを受賞した広島県の尾上 正幸 氏(右)と審査委員の越塚 登 東京大学 教授