Column

シン・物流、DXで変わるロジスティクスのこれから
私たちの暮らしがネット化/デジタル化しEC(電子商取引)の利用が広がる中で、物理的なモノの流通を支える物流機能の重要性が高まっています。一方で、少子高齢化に伴う労働人口の減少や、即時配送に伴う業務負荷の増大、環境対策としてのCO2排出量の削減など、物流を取り巻く課題も、より大きく、かつ幅広くなってきています。
そうした物流のための課題を解決するための手段として大きく期待されるのがAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)、5G(第5世代移動体通信)などのデジタル技術を活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)です。2030年代のシンギュラリティ(技術的特異点)の到来まで、デジタル技術は進化を続け、ビッグデータを追い風に、さまざまな仕組みのデジタル化を促していくはずであり、物流も流れに乗らなければなりません。
本連載では、物流分野のDXによって実現される物流の超高度化フレームワークとなる“シン・物流”の姿を解説します。
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